こちらでは、2019年5月19日にMBS(TBS)の『所さん お届けモノです!』で紹介されたお店やグルメ情報をどのサイトよりも詳しくご紹介します。今回は、「地元の人に聞いた!ガイドブックに載っていない横浜の新名物」を調査しに関東随一の港町、横浜へ。ゲストは清水ミチコさん。
本サイトでは、スマホからワンクリックでその場所のGoogle Mapが起動するリンク付きです。マップには、番組で紹介されたスポットをプロットしてあります。それぞれの場所の位置関係を把握するのにご活用ください。さらに、今回紹介された商品が欲しいけれど、横浜までなかなか行けない!という方のためには、オンラインショップで買えるようにリンク付きです!また、地元ハマっ子ならではのとっておきの追加情報もお見逃しなく!
なお、あくまで番組で取り上げられたものをそのまま紹介するもので、個別のお店や商品、場所等を推奨・宣伝するものではありません。また、情報はページ作成時点のものですので、実際に行かれる際はそれぞれのお店や施設に直接ご確認の上お出かけください。横浜駅に遊びにきたついでに、どこに行こうか迷ったら本サイトのイベントページや他のページもぜひご覧ください。遠方から来られる方は、様々なお得な乗り降り自由な乗車券をぜひご活用ください。
横浜が地元の方にガイドブックに載っていない新名物を聞き込みに、最初に訪れたのがこちら。数々のTVにも取り上げられガイドブックでもよく見る、横浜中華街でも人気の中華料理店「保昌」です。中華一筋30年以上のオーナーシェフによる単品料理はアイデア満載の逸品ばかり。店内には宮川大輔さん、ブラックマヨネーズと言った有名人のサイン入り色紙がいっぱい。
そんなお店を一躍有名にしたのがなんとカレー。牛バラ肉カレーご飯(900円税込)は、1日に200食も売れる人気メニュー。鶏がらスープをベースにした中華風の味わいが病みつきになるとリピーター続出しているんだとか。辛味は豆板醤、酸味はケチャップ、他にも調味料がいろいろ10種類くらい入っている。独自の味を追い求め食べ歩いた結果が、多くのファンを獲得している自慢のカレーとなったそうです。
そんなオーナーシェフ鄭偉強(てい いこう)さんに、ガイドブックに載っていない新名物を伺うと、中華料理屋をやっているのでということで調味料などの中華食材を扱う古くからやっているお店「三陽號」(さんようごう)をご紹介。中でも面白い調味料として「フーユイ」というのをあげてました。どこの家庭でも作る野菜炒めを作る際に、ちょこっとニンニクとフーユイを入れることで、プロの味にレベルアップするという。ということで、早速スタッフは歩いて1分、走って30秒の「三陽號」へ。
保昌のオーナーシェフに教えてもらったお店がこちらです。中華街のプロの料理人が買いに来る、ほとんどが卸という中華食材のお店です。もちろん観光客でも日本では手に入りにくい本格中華食材を買うことが出来ます。早速、保昌さんから聞いてきた「フーユイ」について店員の張作 蓉さんに伺うと、それは沖縄の豆腐ようと同じものと教えてくれました。ピリ辛と辛くない2種類を手にとって見せてくれたのが腐乳(ふうにゅう)。(保昌さん発音が悪いと自分で言ってました)
腐乳は、豆腐を麹につけ塩水の中で発酵させた調味料で、1,000年以上の歴史を持つ中国の伝統の味。少し加えるだけで塩気に加えチーズのようなコクがプラス。青菜炒めがプロの味わいになるとか。さらに張さん曰く、これをしゃぶしゃぶのタレに少し加えると、マンネリしがちな味変にも。秘密は胡麻ダレを使うことだそうですよ。お店になかなか行けないけれど、試してみたいという方には朗報です。以前は楽天市場で買うことが出来たんですけど。ピリ辛の「辛口豆腐乳」(からくちふうにゅう)と辛くない「白腐乳」(しろふうにゅう)共に今は売ってなさそうです。
そして張さんが絶対に使って欲しいという最近オススメという魔法の万能調味料が、小さなカップに入った麻辣蘸料(マーラーヅァンリョウ)140円(税込)。炒め物、煮物、なんでもいけるという。唐辛子、甜麵醬(テンメンジャン)、胡麻などが入った鍋のタレで、中国では鍋のつけダレとして野菜やお肉に直接つけて食べるのですが、豆腐と炒めるだけで麻婆豆腐になるんだそう。これだけで本格中華料理を楽しめるそうです。番組では、麻辣蘸料を使ったまぜソバを用意。所さんも清水さんも美味い!と大絶賛してました。この140円のカップ一つで、何と10杯も作れるとか!これはすぐ試してみたいですね。こちらもお店まで買いに行けない方は、楽天市場で「麻辣蘸料」(マーラーヅァンリョウ)も以前は買うことが出来ました。ただ、さすが卸がメインだけあって、三陽號さんは激安ですね。ちなみに、三陽號さんではテレビ放送後はしばらく麻辣蘸料は売り切れでした。
横浜が地元の方にガイドブックに載っていない新名物を聞き込みに、次に訪れたのは山下公園の迎えに建つ日本を代表するクラシックホテル、ホテルニューグランドです。あの野球の神様ベーブ・ルースや喜劇王チャールズ・チャプリンなど世界の名だたるVIPにも愛された超一流ホテルです。それだけではなく、今では誰もが知る定番料理の数々がこのホテルで生まれました。五代目総料理長の宇佐神 茂さんにお話を伺うと、ホテルニューグランドが発祥のドリア、ナポリタン、プリン・ア・ラ・モードについて教えてくれました。詳しくは、本サイトの「横浜が発祥の地」のページで紹介しています。併せてご覧ください。
そんな日本を代表するホテルの料理長さん、宇佐神さんに横浜が地元の方にガイドブックに載っていない新名物を伺うと、ここ金米堂という和菓子屋さんをご紹介くださいました。昨日も買ったというのが「梅どら焼き」。「あんこがすごく上品で、口に入れた時のバランスが何というか、一体感が凄く爽やかで本当に美味しい」とにこやかに語られていました。
早速スタッフがお店に行ってオーナーの奥様、金子弘美さんにお話を伺うと、すぐ宇佐神さんとわかりました。「毎朝通勤のとき必ずご挨拶してくださる。ここ通ってニューグランドに通ってらっしゃる。」とか。金米堂は、百貨店から出店して欲しいと声がかかる老舗の和菓子屋さんです。熟練の技術を持つ職人さんが心を込めて作っている和菓子はお土産にも人気です。
厨房で作るところを見せてもらうと、まず生地にベイブリッジの焼き印を押して、白いんげんの餡を塗って、その上に青梅の甘露煮を乗せて作るのが甘酸っぱいどら焼きです。青梅も白豆も国産で、生地は焼きたてはふんわり、時間が経つと「戻り」と言って生地に餡の水分や梅の酸味とかを吸い取るそうで、どちらも美味しいとか。一流ホテルの料理長をも虜にする「梅どら焼き」。お土産に早速買って帰りたいですね。お店まで行かれないという方は、楽天市場に金米堂の楽天店があるので、直接「梅どら焼き」を購入することが出来ます!
そして最後に訪れたのは、200の名店が立ち並ぶ元町ショッピングストリート。その中には日本の食パン発祥のお店と言われる「ウチキパン」も。そして、1882年創業の鞄店キタムラへ。上品で上質な革バックを販売するキタムラが全国的に知れ渡ったのは、1970年代後半に大流行したハマトラ(横浜トラディショナル)が雑誌で有名になったからだとか。リカちゃんも着こなす代表亭なハマトラファッションは、チェックのスカートやカーデガンにパンプスを履いた上品でカジュアルなスタイル。その中で欠かせない定番アイテムとなったのがキタムラのかばんなのです。
そんなキタムラに勤めて20年以上のキタムラ元町本店店長の中陣貴保さんが紹介してくれたのは、中華粥専門店の「謝甜記」でした。ガイドブックに載っていない隠れた逸品というのが、謝甜記の常連さんがお目当てで注文するという「梅みそ付き鶏の唐揚げ」(4本900円税込)。広東省から来日した初代店主が、故郷の味を再現。カレー粉や八角をまぶした唐揚げに、秘伝のを使った味噌だれをつけて食べる。スタジオへ届けられた唐揚げを食べた所さんは、「なんておいしいんだコレ!?」と絶賛してました。実はこれは2019年2月9日放送の出没!アド街ック天国「通の横浜中華街」で取り上げられたばかりなので、新鮮味がなかったかもしれませんね。