こちらでは、2019年5月18日にテレビ東京の『出没!アド街ック天国「横浜駅」』で紹介された場所やお店をどのサイトよりも詳しくご紹介します。スマホからワンクリックでその場所のGoogle Mapが起動するリンク付きです。マップには、番組で紹介されたスポットをプロットしてあります。それぞれの場所の位置関係を把握するのにご活用ください。また、地元ハマっ子ならではのとっておきの追加情報もお見逃しなく!なお、アド街で放送されたその他の横浜エリアについてはページ下部のメニューよりご覧ください。
関東の住みたい街ランキング2019(SUUMO調べ)で1位の横浜ですが、東京都民に聞くと人気なのは中華街やみなとみらいです。けれど、横浜市民はみなとみらいはほとんど行きません。街行く横浜市民に尋ねると、「地方から来る人はみなとみらいとかあっちの方行くけれど、そっちの方はあんまりいかない。だいたいココ」と答えてました。と言うことで、今回はハマっ子が愛する横浜の中の横浜「横浜駅」周辺に出没。
横浜駅は日本最多の6社(みなとみらい線、JR線、東急東横線、京浜急行線、相鉄線、市営地下鉄ブルーライン)13路線が乗り入れ、年間乗降客数は8億人以上(全国5位)というビックタウン。8つの商業施設があり、改札を出た瞬間からお買い物天国です。ハマっ子が集まる街だけに横浜の美味しい名物もここに集結。さらには駅前の近代的なイメージとは裏腹にレトロな飲屋街も健在。観光地の顔とは全く違う魅力。横浜の街の人たちが愛する真の横浜へと参りましょう。
ゲストには、ももいろクローバーZの高城れにさん、東大出身のミュージシャンのグローバーさん、元TBSアナウンサー吉川美代子さんといった、横浜で生まれ育ったゲストをお迎えして放送されました。今回は横浜出身者が見ると懐かしさもあったり没入できるのですが、そうでない方には少し地元ネタ過ぎるかもしれません。
なお、あくまで番組で取り上げられたものをそのまま紹介するもので、個別のお店や場所を推奨・宣伝するものではありません。また、情報はページ作成時点のものですので、実際に行かれる際はそれぞれのお店や施設に直接ご確認の上お出かけください。横浜駅に遊びにきたついでに、どこに行こうか迷ったら本サイトのイベントページや他のページもぜひご覧ください。遠方から来られる方は、様々なお得な乗り降り自由な乗車券をぜひご活用ください。
アド街では珍しく、一つ目は場所でもモノでなく、横浜市民の特徴についてです。横浜駅を行き交う人に「出身地は?」と聞くと、必ず「横浜です」と返ってきます。絶対「神奈川県」出身とは言いません。横浜プライドと番組では紹介されていましたが、ハマっ子からすると別の背景事情もあると思います。開港以来の横浜の歴史的な発展による意味合いが大きく、地元に根ざした生活が長らく続いていることによる地元愛。もう一つは神奈川県内には、数多くの有名な地名が存在するため、それらとの差別化するためもあると思います。例えば、同じ神奈川県出身でも、鎌倉や箱根出身と横浜と一緒くたにしてしまうには、地理的な特色はもちろん、外部の方からのイメージもだいぶ異なります。
そんな横浜っ子が大抵歌える歌が「横浜市歌」です。作詞は森林太郎(森鴎外)ということでも有名です。横浜市歌は、明治42年(1909)7月1日に横浜港の新港埠頭で行われた「開港五十年記念大祝賀会式典」の席で初めて披露されました。横浜市立の学校では、疲労されてから約100年経ったいまでも、音楽の授業で校歌とともに歌唱指導されます。また、6月2日の開港記念日や私立学校の入学式や卒業式、市大会なのでも演奏や斉唱されます。さらに横浜Fマリノスや横浜DeNAベイスターズなどの試合中にも演奏されるなど、横浜市民にとっては極めて身近な存在です。ちなみに大さん橋に豪華客船が入港する際も、横浜市歌を行進曲風にアレンジしたバージョンを流して歓迎の意を表すことが慣例となっています。と、横浜市民にとっては極めて身近な存在なんですよ。
横浜駅西口のランドマーク横浜高島屋の7階に、横浜のお土産や横浜ブランドが揃う人気店があります。「横濱001」のオフィシャルショップでは、横浜ならではの商品が並ぶため、観光客が横浜土産を買いに来るのかと思いきや、普段使いに購入していく横浜市民も多くいます。横浜駅周辺には、他にも東口に「YCATショップ」と「ローソン横浜スカイビル店」で一部取り扱いがありますが、品揃えはこの横浜高島屋が一番です。
番組では、横浜市民の方が自宅用に岩井の胡麻油や馬車道十番館のビスカウトを買い求めに来てるのが流れましたが、他にも日本初の国産ケチャップの復刻版で有名な「清水屋ケチャップ」もこちらで購入することが出来ます。ハマっ子からすると、ここに来れば横浜の味が集結しているので、普段の買い物にとても重宝します。
ちなみに「ヨコハマ・グッズ001(ゼロゼロワン)」は、平成元年(1989年)市政100周年を記念し開催された横浜博覧会(YES'89)を契機にスタートした地域ブランド育成事業です。横浜ならではの商品・お土産を通じてシティーセールスを支えていく目的で、新商品から定番まで審査会で横浜ブランド認定しています。
番組で横浜市民の方が「これが好きで、ビスケットの高級なやつ」と買い求めに来られていた「ビスカウト」は、老舗のフレンチレストラン馬車道十番館の焼菓子です。およそ470年前ポルトガルから伝わったお菓子がルーツです。横濱001横浜高島屋店では「ビスカウト」をお買い求め出来ますが、高島屋の地下1階の食料品フロアには、馬車道十番館 高島屋横浜店も入っています。ビスカウトはもちろん、マドレーヌ、クッキー、ギフト商品などを買うことが出来ます。
馬車道にある馬車道十番館の本店は、レトロでクラシックな空気が漂う、ゆったりとした大人の時間のお店です。1階の喫茶室はお店自慢のオリジナルコーヒーとケーキ・洋菓子がいただけます。十番館自慢のハイカラなデザートが、「十番館プディング ロワイヤル」(850円)です。お店の外観、赤レンガをイメージしたプリンとフルーツ・アイスクリームのデザートです。併設している売店では、ポルトガルから伝えられた由緒ある焼き菓子「ビスカウト」やケーキ、パンがお買い求めいただけます。
なかなか横浜まで行けない!という方は、楽天市場やAmazonでも買うことが出来ます。馬車道十番館「ビスカウト 12枚入(缶)」(楽天市場・Amazon)
横濱001で密かに人気の品として紹介されたのが、美濃屋あられ製造本舗の「横浜ナポリタン」というあられ。 宮内庁御用達にもなった日本初の国産ケチャップの復刻版「清水屋ケチャップ」を使ったあられです。「美濃屋」のあられは、昭和29年(1954)に神奈川県指定銘菓に指定されるほどで、そんな老舗が横浜発祥のナポリタンをリスペクトしていることから生まれた商品です。
横浜ナポリタンは、ケチャップと一緒にバター、ローストオニオン、シチリアの海塩を使い、ベーコンの風味付けし、仕上げるというこだわりよう。それゆえに、日本ナポリタン学会公式認定商品となっています。工場直売所もありますが、どこからもアクセスが良くないので、横濱001のオフィシャルショップで買うことをオススメします。
なかなか横浜まで行けない!という方は、美濃屋あられ製造本舗の楽天市場店でも購入することが出来ます。【横浜ナポリタン25g・横浜ナポリタン50g】
帷子川は、横浜駅の脇を流れる二級河川です。横浜駅周辺で遊んで育ったハマっ子にとってはとても身近な存在です。番組では、「この川の名前の読み方わかりますか?」と東京からアソビルに遊びに来たであろう若い女性2人に質問。「ユイコがわ?」とやはりわかりませんでした。そして次に普通に買い物に来てたであろう横浜ビブレ前で横浜市民に尋ねると、ドヤ顔で「かたびらがわ」と正解。読めるかどうかでハマっ子か否かがわかりますと紹介されました。
そして帷子川で最近話題になっていることとして、カヤックツアーが取り上げらてました。川遊びだけしているわけではなく、実は川のゴミ拾いを兼ねた環境美化イベントです。(主催:横浜西口エリアマネジメント・ココペリプラス 不定期開催)帷子川にかかる橋は低いため、橋の下を通るときはスリリングです。次回は、2019年6月29日に開催予定です。要予約なので、ご興味のある方はぜひこちらで予約してください。参加費は¥1,000です。
余談ですが、ほとんどの方は覚えていないかもしれませんが、平成14年(2002)に「タ~マちゃ~ん!」と全国的に話題になったアゴヒゲアザラシが紛れ込んだ川なんです。さらにあまり知られてないかもしれないのが、なんとこの「タマちゃん」、横浜市西区は「たまちゃんの住民登録」を決定し、特別住民票を平成15年(2003)2月12日付で交付していたんですよ。名前は「ニシ タマオ」。区民となったのは、平成14年(2002)9月12日。住所は西区西平沼町帷子川護岸となっています(笑)。
横浜駅の東口で半世紀の歴史を有するスカイビルの中に、ハマの男が信頼を寄せる名店「バーバーショップNARITA」が潜んでいます。創業は明治27年(1894)と125年も続く正統派理容店です。あのシウマイの「崎陽軒」野並直文社長も30年来の行きつけだとか。曰く、「この横浜駅周辺ではやっぱりNARITAですね。この周りの経営者の人達もよく行っているので、『あ!社長!』なんてお互いバッタリ顔合わせたりとかね。」だそうです。
店主の豊島昭王さんによると、ハマの社交場で人気のスタイルはトラディショナルな髪型が好きな方多いとのこと。巷で流行中のポンパドール(POMPADOUR)も横浜ではいつも定番で、ハマの男らしくビシッと決まりますと紹介されていました。
今回のエリアにはハマのWドラゴンと呼ばれる2軒の人気街中華があります。相鉄線の改札(相鉄線五番街改札口)に直結している商店街、西口五番街に構える一つ目のドラゴンが「龍王」です。創業は昭和54年(1979)で、いつも地元の人で賑わう超大衆的なお店です。看板メニューは店名を配した龍王ラーメン(590円)。肉団子で龍神の目と手に持った宝珠を表現したドラゴンパワーあふれる一杯です。
お店への行き方がわかりづらい、という方が多いようなので追記しますね。横浜駅相鉄口交番の横の通路を通り、ステラおばさんのクッキーのお店の前を通り過ぎ、外に出たら(右手にはヨドバシカメラ)そのまま道なりに一番突き当たりまで行きます。「じゃんぱら横浜店」の左側に、ビルの奥に入っていける空間があります。そこに入ると、左手に地下に降りられる階段があります。そこを下ると複数のお店が連なる地下街があります。一つ目の右側に龍王があります。普段から行列ができているので、すぐわかると思います。少し暗く寂れたエリアなので、土地勘のない方だとちょっと行きにくいかもしれません。
西口の相鉄ジョイナス地下街(2015年までダイアモンド地下街という名称で親しまれていました)の奥まったところで行列を生んでいるのが二つ目のドラゴン「龍味」です。こちらは本来取材NGということなのですが、番組ではiPhoneでの撮影と並んで待つことを条件に取材の許可を得ての紹介でした。龍味の一番人気は横浜ローカルグルメのサンマーメン(480円)。その美味しさはやはりドラゴン級と締めくくってました。
峰竜太さん(かつて横浜に住んでいた):「久しぶりに西口の高島屋とかジョイナスに行ってみたら、これが楽しみな迷路なんですよ。すっごい複雑。結構いいお店がいっぱいある。ここの奥の奥の奥に入ったらあるみたいな。そういう作りになっている。」と西口の相鉄ジョイナス地下街(旧名称:ダイヤモンド地下街)のことを話されてました。
吉川美代子さん(横浜市で生まれ育った):「私は横浜駅の西口から歩いて10分くらいのところの高校、横浜平沼高校に通っていたので、まさに青春の真っ只中を横浜駅で過ごしたみたいな感じですね。ただ、昭和40年代(1965年)の前半ですからジョイナとかなんとかっていう、その駅と繋がっている駅ビルっていうのがほとんどなくて、横浜駅西口を抜けるとすぐラブホテル街があって、そのラブホテル街を抜けると高校だった。」という、なかなかスリリングが登校(通学路)エピソードを語っていました。
グローバーさん(横浜市で生まれ育った):「僕、子供の時から行くとやっぱ工事してるんですよ。それで大人になったら工事が終わるんだろうなと思って、大人になって行くともっと工事している。もう行くたびにもっともっと工事してて。地上に出るまでがクジラの中に飲まれているイメージ。結構天井も低いからクジラの中通ってたらプシャー!『地上出た!』わー遊ぶぞーみたいな。いつまでも動き続けているし、生まれ続けている感じがする、横浜駅は。」とミュージシャンらしいイメージで紹介されてました。
高城れにさん(横浜市で生まれ育った):「この一言に尽きます。任せてください!!横浜のことなら。あのう、というのは、もう横浜で生まれて横浜で育って、両親も先祖代々横浜なので、横浜の血しか入っていないんですよ。ほんと横浜駅にいるのが当たり前みたいな感じになっちゃてるので、街ゆく人とかも、『あっ!ももクロちゃん』、『あ!紫ちゃん今日はお休み?』とかすごい知らない人から全然声かけられますね」と本当に横浜駅周辺で育ってきたのが伺い知れる話をされてました。
薬丸裕英さん(横浜でよく食事をする):「横浜駅と言ったら、水信のフルーツサンドですね。これは美味しいですね。あとねパッケージが可愛いんですよ。この三角の「フルーツサンドウイッチ(850円)」。だからこれ出ると思います。(今回)出なかったおかしい」と紹介していました。
山田五郎さん(街に詳しい):「今の横浜駅周辺って江戸時代は海だったんですよ。それを開港直後に横浜で成功した高島嘉右衛門(たかしまかえもん)という実業家が、東京〜横浜間に鉄道が必要だということで、自ら海を埋め立てて線路用地として提供したんですよ。
この高島嘉右衛門という人、実は易聖(えきせい)と呼ばれた占いの達人なんですよ。彼が確立した占いが今もある高島易断。高島易断を自分で確立しちゃった。んで、日本初のガス会社「横浜瓦斯会社」とかも彼が創業したんですが、全部事業が当たるですよ。それで占いの力だと言うことで。だから今の横浜駅の発展もたぶん予見してたと思いますよ」と横浜の歴史を解説されていました。
横浜駅の印象を街の人に聞くと、先ほどのスタジオのグローバーさんと同じように「ずっと工事してるな」、「もうなんか工事してない時みたことなくない?」「いつ終わるの?」と皆さん口を揃えます。明治5年(1872)に、日本初の鉄道が新橋・横浜間に開通横浜湾を埋め立てて線路が敷かれ、当時の横浜駅は現在の桜木町あたりに造られた。
この地に誕生して1世紀近い横浜駅ですが、常にどこかで工事が行われていることからついたあだ名が、日本のサグラダ・ファミリア。ハマっ子からすると、一生終わらない工事中の横浜駅が「通常」の状態です(笑)。現在の横浜駅は、昭和3年(1928)に完成した東洋一を誇った3代目です。それから1世紀近く経ちますが、なんかずっと工事しています。現在は、JRの新たな駅ビルを建設中です。
明治5年(1872)、新橋ー横浜間に日本初の鉄道が開通。横浜湾を埋め立てて線路が敷かれました。この時の横浜駅は、今の桜木町あたりに。現在の横浜駅がある場所はまだ海だったのです。その後、埋め立てが進み、駅が現在の場所に移転たのは昭和3年(1928)でした。現在はJRの新たな駅ビル「JR横浜タワー」を工事中で2020年に完成予定。しかし横浜駅のどこかで行われている工事はまだまだ続くといいます。本家のサグラダ・ファミリアは2026年に完成すると言うのに、横浜駅は終わりが見えず多分ずっと続きます。横浜駅の工事はまだまだ終わらない…
横浜天然温泉SPA EASは、ニフティ温泉年間ランキング2018で全国で1万5000件以上の中から一位を獲得したスパです。地下1,500mから汲み上げた琥珀色のナトリウム塩化物泉。駅からたった5分で、源泉掛け流しを楽しめます。人気は館内着を着たまま男女で楽しめるサウナ。週末のロウリュウタイムは長蛇の列が出来るほどフィーバーしています。そんな時は「VIP発汗パス (300円)」(土日限定)を利用して優先入場できます。しかしなぜこんなに人気なのかと言うと、熱気を仰ぐスタッフがイケメン揃いなのです。彼らのパフォーマンスに汗だく女子は、「最高です」「気持ちよかったです」と大満足の様子。まさに横浜のホットなスポットです。
横浜駅周辺には、天然温泉に入れるスパ施設が意外とあります。詳しくは、「横浜の温泉やスパでリフレッシュ」のページで詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
横浜駅にやってきたイノッチ部長。今回の目的は?と尋ねると「今日は飲みに行くつもりで」ということで、いい感じの飲み屋を知っていそうな街のお父さんたちに聞き込み調査。皆さんが口揃えて教えてくれたのが、焼き鳥屋「おかよ」。刑事並の聞き込みの末、「おかよ」に行ってみることに。
「やきとり お加代」は、この街きっての老舗です。相模鉄道の砂利置き場が広がっていた西口で昭和27年(1952)屋台として創業。部長の乱入にもウェルカムな常連から次から次へと嬉しいお裾分け。スパイシーラム(150円1本)やピー鳥(ピーマンともも肉)を食べながら、ビールが進む部長。美味しいと言う部長に嬉しそうな大将の田代忠之さん。そして女将の田代静子さんに創業当時の様子を伺うと、この辺は昔は原っぱだったとか。屋台で始まった「お加代」は、今やこのエリアを代表する酒場となりました。趣向凝らしたオリジナリティあふれる焼き鳥は、三代目田代賢之さんと三人でやっています。和やかな老舗に癒された部長でした。
スタジオでは、峰さんが「カジュアルだけど皆さん品がある方々でよかったねぇ。みんななかなか珍しいよね。なかなかこう言う人たちが集まるところは」無いよねと驚いていました。それに部長は「いやぁよかったですよ。品のあるいじりをされたので」と回答していましたが、これも横浜っぽいです。グローバーさんは、「気になっていて。それこそちょっと明るい時間に行っても満席なんですよ。なかなか入れないから羨ましかった」と本気で羨ましそうでした。
横浜駅には横浜中の人気老舗が集まります。ハマの名店大集合ということで、一つ目は「ハングリータイガー」。ハマっ子から「ハンバーグならココ!」と圧倒的支持を受ける炭焼きハンバーグのレストランです。西口にあるショッピングビル「横浜モアーズ」の8階に店を構えます。ハングリータイガーの本店は保土ヶ谷の丘陵地にあり、クルマでなければたどり着けそうもない立地が創業地です。どの店舗も人気で混雑するのですが、こちらは横浜駅前という立地ということもあり、終日並ぶ程。
そんなハングリータイガーのイチオシは、なんと言っても「オリジナルハンバーグステーキ レギュラーセット」(1790円)です。混ぜもの一切なしの牛肉100%、ごろんと肉を丸めただけのラグビーボール型のハンバーグを炭火で焼き、熱々の鉄板で提供するスタイル。お客様の目の前でソースをかけ、最後の仕上げをおこなう、その“ジュッ ジュッ ジュワ~”とソースがはね、シズル満点のハンバーグは『ハングリータイガー』が原点なのです。
西口の高島屋の8階ローズダイニング内にあるのが「ル・グラン」。横浜の象徴とも言われるクラシックホテル「ホテル ニューグランド」唯一の直営レストランです。ニューグランド発祥と言われるのが、シーフードドリアにナポリタン、そしてプリンアラモード。その3品を全て味わえる魅惑のセットがここだけにあります。それが、限定15職「ブルーライトセット」(3,888円 ディナータイムのみ)です。横浜の歴史が一度に堪能できます。
食後の後は、横浜駅の東口へ。そごう横浜店10階ダイニングパーク内にもホテルニューグランド直営のお店が入っています。それがオーセンティックバー「シーガーディアンⅢ」です。ホテル同様、格調高い雰囲気に包まれます。横浜の美しい夜景を眺めながら、横浜の夕焼けをモチーフにしたカクテル「ヨコハマ」がいただけます。世界的なカクテルブックにも掲載されている伝統的な一杯です。夜景とともに味わえば横浜がますます好きになります。ここだけのメニューとしてティータイムがあるので、お酒が飲めない方も雰囲気を楽しみに行くことも出来ます。ちなみに、ホテルニューグランドにあるバーの名前は「シーガーディアンⅡ」です。このバーの歴史や歴史あるカクテルについて興味のある方は「横浜が発祥の地」でまとめてありますのでぜひご覧ください。
今年3月、駅東口の横浜郵便局別館をリノベーションして、新たに子どもから大人まで様々な体験型コンテンツが楽しめる、横浜駅直通の複合型エンターテインメント施設「アソビル」が誕生しました。中でも話題なのが「うんこミュージアム」。入り口にずらりと並ぶ便器に座り、大勢の人に見られながら踏ん張ると「マイうんこ」なるオブジェが貰える。マイうんこを持って中へ進むとウンスタ映えスポットが登場。カラフルなうんこのオブジェの中で、記念撮影が楽しめます。さらに、横浜の中心でうんこを叫べば、ゲームでうんこの大きさを競い合えます。
番組では「うんこミュージアム」しか取り上げられませんでしたが、1階の「横浜駅東口POST STREET」は“横浜が好きな人による、横浜を好きになってもらうための場所”というテーマのもと、18の飲食店が集まるグルメストリートです。崎陽軒の人気業態店や、今話題の野毛の居酒屋など話題性の高い店舗が集結しています。また、ビルの屋上にはフットサル、バスケットのコートがそれぞれ1面ずつとれるスポーツコートがあります。ここから横浜駅周辺を見渡すことも出来ますよ。
ハマっ子からすると何となく中途半端な施設で、わざわざ行かないなぁというのが正直なところです。実際に観光客が訪れる週末は人が押し寄せていますが、平日はガラガラです。ターゲットは完全に横浜以外の人なのでしょう。
余談ですが、実はこの横浜中央郵便局を含む横浜駅東口エリアは「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進めるための指針となる「エキサイトよこはま22」の中で、開発想定エリア(オアシス計画エリア)に位置付けられ、現在事業化に向けた検討が行われております。今回、誕生した「アソビル」は事業化に支障のない期間での暫定活用として、横浜駅東口エリアへ人の流れを作り、地域に貢献できる施設として東京の会社によって誕生しました。それゆえの造り込みになっています。
横浜でボウリング場と言ったらハマボールです。昭和45年(1970)にオープンしたボウリングは、何度か閉鎖の危機に見舞われながらも、その都度、ハマっ子の熱いラブコールを受け存続してきました。番組では、オープン当初から通い続け、スタッフよりもその歴史を知るレジェンドが登場。ハマボール歴49年という平野和子さん(84歳)は、イカしたボーリングスコートを着こなし、14ポンドのマイボールを操ります。ハマボール支配人の石川裕二さん曰く、「初めの頃は恐れ多くて声もかけられないくらい(すごい)方。まず従業員が入ったら、まずは平野さんにご挨拶するところから始まるくらい。『ハマボールと共にある方』だと思います」だとか。ハマボールはハマっ子の熱いボーリング愛に支えられているのです。
スタジオトークでは、グローバーさんが「中学生とかグループ交際になったらハマボール行って。あっちもこっちも好きになって。スプリット。」みたいな場所でしたとエピソードを披露。現在の建物は2007年に老朽化のため閉鎖し、2009年現在に新しく建て替えられました。建て替え前は、バッティングセンター、アイススケートリンクやアーチェリー場があって、横浜高校時代の松坂大輔さん、フィギュアスケートの村主章枝さんなど結構いらっしゃってたそうです。高城れにさんは、「小学校の頃よくスケートしに(ハマスケートセンター)行ってて、その頃イナバウワーが流行ってて、習ったことないのにマネしちゃったんですよ。そしたら見事に骨折しまして。ハマボールの前まで救急車に来てもらって」と振り返ってました。
西口のモアーズの横を抜けると、本物の横浜の姿を残す横丁「狸小路」が待っています。かつて駅前にあった屋台が戦後の区画整備で集まったのが始まりで、今も昭和の香りが立ちこめます。中でもディープな一軒が「豚の味珍」。こちらは、2018年9月22放送の「横浜 90分スペシャル」で13位のディープな酒場として紹介されたお馴染みのお店。一階はV字カウンターでしっぽりと、二階はグループで盛り上がっています。常連さんが「やかんとラッパ」と注文すると、ラーパーサイ(白菜の甘酢漬け)と言う白菜の漬物と、カウンター越しにやかん(ストレートの焼酎)から焼酎がボトボト注がれます。常連さんはこれをちびちびやるのです。常連さんが「1杯目とか2杯目まずいんですけど3杯目くらいから美味くなる」と話していました。
名物は豚の6種類の部位、頭から尻尾まで、創業以来継ぎ足し続ける醤油ベースのタレで二日間じっくり煮込んでいます。ここに常連さんは、濃厚で塩気の強い「腐乳」を豚に乗せて味わえば、やかんをもう一杯頼まずにはいられません。
スタジオではグローバーさんが「先に連れて行ってもらって行ったことことがあるんですけど、常連さんたちが優しく教えてくれるんです。もう専門用語が飛び交ってますからね。隣とかにいる常連さんが、そんなにジロジロ見てこないですけど、そこカラシ。そこお酢。もっといっぱいいっぱい。OKOK みたいな。ガイドしてくれるんです。お酒はどれが良いですか?と言うとさっきの教えてくれる。ここは生(き)でやかんだから。」と紹介していました。高城れにさんは「行けてないんですけれど、お酒は飲める歳なので、ちょっと挑戦して3杯目から美味くなると言うの味わってみたいです」と話してました。
ここで豚の味珍の名物料理豚の珍味6種のセットが当たる横浜駅クイズ。横浜市民が日本一食べているものとは次のうちどれでしょう?①げんまい、②しゅうまい、③かのうしまい、というのが出題されました。正解者の中から抽選で3名様に「豚の味珍」の豚の珍味6種のセットをプレゼントというもの。もちろん正解は②しゅうまいです。あ、崎陽軒のものを指す場合は厳密にいうとシウマイですけどね。
ハマっ子にとって本屋さんといえば「有隣堂」です。伊勢佐木町に本店があり、横浜駅周辺に4店舗構えます。文房具も豊富に揃っています。その中でも番組では、横浜駅西口にあるコミックスを専門に扱うコミック王国を紹介していました。横浜最大級12万冊の漫画が揃う聖地です。店内にずらりと並ぶ先生方のサインが(漫画家のサイン)漫画ファンの目を楽しませています。飾ってあるのはほんの一部と言うことで秘蔵のお宝を特別に見せてもらうと、その中には映画も大ヒットした超人気作 キングダム」も原泰久先生の直筆がありました。
スタジオでは、高城れにさんが「全国にあると思っていました」と言うと、吉川さんが「早稲田大学に入ってクラスメイトが誰も知らなかった。ショックだった。あの有隣堂を知らないって日本人?と思いましたもん」とまで言ってました。それくらい有隣堂はハマっ子にとっては身近な生活に欠かせない存在なのです。
横浜駅西口を出るとすぐに現れるのが駅周辺で最も歴史のある商店街ですジャン トクナガはこの地で59年続く、横浜で一番歴史のあるアメリカントラッドショップです。1960年代のアイビーブームを牽引したお店です。イカした店長、鈴木さんが「この店の象徴」と言うのが、トラッドの王道、金ボタンの紺ブレ。伝統のスタイルに惹かれて半世紀あまり通う方もいらっします。
常連さんは、「流行に左右されない。自分で洋服を探しに来る。そう言う人達のこだわりの店というところなので、あと100年200年と続いて欲しいですね」と語ってました。令和になっても昭和のおしゃれ心を貫いていますと番組では締めくくってました。
小さい頃からこのお店の前をよく通っていたので、存在は知っていましたが内容は知りませんでした。今回のスタジオにいたメンバーでも吉川さん以外の年齢の方には馴染みのない内容とお店だったと思います。
大正4年の創業以来、「横浜でフルーツと言えば水信」とハマっ子が絶大な信頼を寄せるフルーツ店です。駅直結の商業ビル横浜ジョイナスの最古参です。予算に応じ、きらびやかにアレンジしてくれるフルーツギフトは、貰えば、ハマっ子ならずともテンションが上がること間違いなし。常連さんは「超高級までいかなくても高級を味わえるという感じで、生活に本当に密着している果物屋さんじゃないかなと思いますね」と話されてました。
特に愛されているのが大きなバナナ。バナナの熟成加工問屋として創業した水信にとっては掛け替えのない商品です。水信のこだわりのバナナをあのスーパースターも大絶賛。巨人軍の長嶋監督が「水信のバナナは美味い!」と報道陣の前で言ったら、お店からこのバナナがなくなっちゃったそうです。ハマっ子にとっても水信のバナナは永久に不滅です。
スタジオでは、吉川さんが「昭和30年代なんて、入院した方にお見舞いで持っていくのは水信のメロンがだったりして。入院すると水信の高級フルーツ食べられるんだ くらいのイメージです」と昔は高級だったと言うエピソードを話していました。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズは、駅西口の目の前にそびえます。横浜を訪れる海外のVIPたちをあまた迎える今回のエリア唯一の高級シティホテルです。そんなラグジュアリーなホテルで今、ハマっ子に大人気なのが、商談にも使われる特別室でランチと共に楽しめるカラオケ。中華コースなら、ホテルが誇る中華料理「彩龍」 の一品を総料理長が自ら手がけルものを頂けます。街場のカラオケではこの気持ちは味わえないと常連さん。これがハマのオトナの遊び。
横浜駅の周辺には、横浜ジョイナス、横浜モアーズ、横浜ビブレ、ルミネ横浜、マルイシティ横浜、横浜ポルタと言った商業施設が集結しています。駅周辺の商業売り上げは、新宿、池袋に続き首都圏3位。そう、ここはまさにショッピング天国です。
これらの商業施設と地下街が網の目のように繋がっているので、全て一度も外に出ることなくお買い物を楽しむことができるのが横浜駅の特徴だと思います。なので、雨の日でも傘要らずなんですよ。満遍なく最先端のお店から老舗のお店があるので、様々な世代が楽しめますね。
スタジオでは高城れにさんが「横浜ってなんでも揃うじゃないですか。だから横浜に住んでる人は都内に絶対出ないんですよ。休みの日とかに。」言ってたり、吉川さんも「大学入るまで多摩川超えませんでした」なんて言ってましたが、横浜駅には本当になんでも揃っています!
ハマっ子の大好物といえばシュウマイ。総務省統計局のデータによると、シュウマイへの支出金額は横浜市が全国のダントツ一位(1位の横浜市2,623円、2位の川崎市1,779円)。さらに、日本で唯一餃子よりシュウマイが売れている街(シュウマイ2,623円、餃子1,916円)なのです。そんなシュウマイ愛も、「崎陽軒」があってこそ。
明治41年(1908)横浜駅の売店として創業。シウマイを発売したのは昭和3年(1928)のことでした。その後、駅で手売りするシウマイ娘の登場で大ブレーク。現在は横浜駅とその周辺に16店舗構えています。人気のシウマイ弁当は、駅弁にも関わらず自宅で夕飯に食べるのがハマっ子流。そんなシウマイ弁当は、横浜にある2か所の工場と東京の工場で作られている。中身は全く同じものですが、横浜バージョンは懸け紙をひもで結わえるスタイル。対して東京バージョンは、蓋を被せ、ビニールの帯でくるむという違いと強いこだわりがあります。
崎陽軒の野並社長に伺うと、「やっぱり紐がかかっている方がいいですね。ハラリと解く時のね。独特の感触というのもあります。どっちの紐を引くとすぐ解けるかなと。間違えちゃうとですね余計固く結ばれちゃう。まぁその辺ドキドキしながら引っ張るとハラリと解ける。となんとも言えないエロチックな感じがする。」と語ってました。そんなエロチックな感覚を味わえるのは横浜バージョンのみ。今でも機械化されることなく人の手で結ばれています。
崎陽軒のシウマイについては、横浜が発祥の地のページでさらに詳しくまとめてあるので、ぜひご覧ください。
横浜駅を代表するデパートと言ったら、東口のそごう・西口の高島屋です。まずは、東口の横浜そごう。その婦人靴売り場(レッグ&シューズステーション)にはカリスマと呼ばれるシューフィッターがいます。それが上級シューフィッターの林美樹さん(男性)です。自分の足に合う靴がないと悩む全国の女性から予約が殺到。現在フィッティング予約はなんと2ヶ月待ち!「特にパンプス、綺麗ですよね。スカートに合うし。でも痛いから履けない。それを調整して、履きやすくしてあげる技術はかなり磨きました」と林さん。
女性の足の悩みを詳細にカウンセリングした上で、細かいに採寸し培った経験で足の形を見極めます。そしてお客様の好みのデザインも考慮し、広い売り場からオススメの靴をピックアップ。いつもなら足に合わないと諦めてしまう形の靴でも、中敷きなどで細かな調整を施すことで、快適に履けるくつに変えてくれるのです。さらに林さんは様々なブランドとコラボしたオリジナルモデルもプロデュース。感動のフィット感に出会えます。
一方、西口の高島屋にも名物店員がいます。それはコンシェルジュのザイナ・シャフマイエーワさん。中国の新疆ウイグル自治区出身で、父はタタール人、母はロシア人を持つ国際人。1998年に留学のため来日し、フェリス女学院を卒業。「日本に来てから20年近くなります。それからずっと横浜です。ハマっ子です。」とザイナさん。7ヶ国語にを操る才媛にして、細やかな接客にも定評のある高島屋の素敵な顔です。常連客が「この立ち姿から笑顔からお人柄がにじみ出ています。惚れ込んでいます。」と言うように、あらゆる国のお客様の期待に応えています。
スタジオのグローバーさんは、「高島屋は子どもの時から一番好きな場所で、クリスマスになるとプレゼントを買いに行くのが当時5階のおもちゃ売り場。バーっと上がっていくと子供心ですけど、なんかニコニコしたいい人が待っていてくれる。今だに横浜駅に行くと一回5階へ行くんですよ。すると少し嬉しくなる」と語っていたのですが、全く同じ記憶があります(笑)。
横浜の横浜、横浜中からハマっ子が集まります。東京駅を抑え、日本最多!の鉄道6社13路線が乗り入れます。年間の乗降客数は8億人以上と全国5位です。そんな横浜駅の一位はなんと相鉄線でした。私鉄で最も乗降客数が多いのがハマっ子が愛する相鉄線です。一階にある自動改札機の数は横並び23機と東日本最多!沿線の乗客のほとんどが横浜駅を目指すため、朝のラッシュ時には約10万人が押し寄せます。
そんな相鉄線に去年登場したのが、新型車両20000系。横浜をイメージしたヨコハマネイビーブルーを纏い横浜の街を颯爽と走ります。ハマっ子が愛する真の横浜、横浜駅。その進化からこの先も目が離せません、と番組は締めくくっていました。
最後のスタジオトークでは、横浜は迷う迷うと言ってますがとイノッチ部長が振ると、グローバーさんが「地元3人揃っても今だに迷うよねって話してる」と反応してました。さらに吉川さんが「久々に友達と会うときに待ち合わせ場所にすごく困るんですよね」言うと、グローバーさんが「最終的には交番にしましたね」と言うとすかさず高城れにさんが「私も交番!」とグローバーさんと両手を合わせて大はしゃぎ。「あんまり動かないから、一番わかりやすいですよね」と2人で締めくくってました。