こちらでは、2019年5月18日に日テレの『嵐にしやがれ』で紹介されたお店やグルメ情報をどのサイトよりも詳しくご紹介します。今回はゲストの出川哲朗さんが「ハマっ子哲郎と横浜グルメデスマッチ」に参戦!ハマっ子哲郎と横浜グルメをかけたクイズに挑戦します。番組の構成としては、まず横浜の有名なグルメを紹介して、そのあと出題される横浜クイズに正解した人だけがそのグルメをスタジオで食べられるというもの。ここでは、番組で紹介された横浜グルメやクイズの内容を詳しく紹介します。(「ゆず初参戦!横浜グルメデスマッチ!」(2020年2月22日放送)についてはこちら)
本サイトでは、スマホからワンクリックでその場所のGoogle Mapが起動するリンク付きです。マップには、番組で紹介されたスポットをプロットしてあります。それぞれの場所の位置関係を把握するのにご活用ください。また、地元ハマっ子ならではのとっておきの追加情報もお見逃しなく!
なお、あくまで番組で取り上げられたものをそのまま紹介するもので、個別のお店や商品、場所等を推奨・宣伝するものではありません。また、情報はページ作成時点のものですので、実際に行かれる際はそれぞれのお店や施設に直接ご確認の上お出かけください。横浜駅に遊びにきたついでに、どこに行こうか迷ったら本サイトのイベントページや他のページもぜひご覧ください。遠方から来られる方は、様々なお得な乗り降り自由な乗車券をぜひご活用ください。
まず最初に紹介されたのが、一日100杯出るという横浜名物、サンマーメンです。横浜のラーメンといえば家系ラーメンを想起する人もいるかもしれませんが、ハマっ子にとってはなんと言ってもサンマーメンですね。様々なお店が看板メニューとして掲げています。今回番組で紹介されたのは、創業66年の純中華料理店「べに花」。サザンオールスターズのオールメンバーや元DeNAベイスターズの谷繁元信選手など各界の著名人も贔屓にする名店です。
店主の周明耀さんにサンマーメンについて作り方を伺います。「簡単に言うとシャキシャキの野菜がのったラーメン。特にもやしがサンマーメンの命」と説明。ベースとなるのは豚骨と鶏ガラを4時間煮込んだスープ。ここに細切りの人参や筍などを入れ、主役のもやしの登場。「まだ炒めない。調味料を入れてから。シャキシャキ感が命。」しょうゆ、カキ油などを加え、ここで素早く調理することがポイント(ここで火をつける)。炒めたら、溶き片栗粉を加え軽くかき混ぜたら餡が完成。しょう油ベースのスープに、具材がよく絡むちぢれ麺。そこに胡麻油でツヤを出したシャキシャキの野菜をのせれば完成。生馬麺 700円(税込)。
ちなみに、横浜市内ではあちこちで見かけるサンマーメンですが、同じ伊勢佐木町に大正7(1918)年創業のサンマーメン発祥とされる老舗の一つに「玉泉亭」というお店があります。以前、出没!アド街ック天国「横浜 90分スペシャル」ではそちらが登場しました。食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。
明治時代に建てられた赤レンガ倉庫。当時取り入れられた最新鋭の技術とは?というのが問題でした。「万が一の時に使います」というヒントで、正解は、「スプリンクラーをつけた」。日本最初のスプリンクラーなどを備えた最新鋭の倉庫だったのです。正解したのは、櫻井さん。スタジオで出された熱々のサンマーメンを試食して、うまっ!アッつ!とリアクションしていました。
次に登場したのは、山下公園に面した場所にある日本有数のクラシックホテル「ホテルニューグランド」。マッカーサー、チャップリン、ベーブルースなど歴史的人物も泊まった老舗ホテルで生まれたのが、「シーフードドリア」です。ザ・カフェ料理長 長谷信明さんにお話を伺うと、「代総料理長のサリー・ワイルが即興で作ったのがシーフードドリアと言われています」とのこと。それは体調不良の外国人客のために作ったもので、この味が評判となりドリアという名は全国に広まったのです。
番組では料理長がその作り方を見せてくれました。味の要魚介のソースの具材にはエビとホタテ。これに下味をつけ、パプリカの粉を 色付けと香りづけにふりかけ、手で揉み込む。これをバターで炒め、香り付けにブランデーでフランベ。具材は一度取り出し、魚介の旨味が溶け出した煮汁を自家製ホワイトソースと合わせる。隠し味には甘みとコク出しの炒めタマネギ。ここに具材を戻し、牛乳などを加え伸ばせば魚介のソースの完成。さらにソースをもう一種類。「サバイヨンソースと言ってこれでうちのドリアは焼き色をつけているんですよ」と料理長。バターライスの上に魚介のソースサバイヨンソースをたっぷりかけ、およそ200度のオーブンで焼き色をつければ完成。シーフードドリア 2,484円(税込)。
ホテルニューグランドの1階にある「ザ・カフェ」で当時の味を守り続けているシーフードドリアがいただけます。他にもホテルニューグランドが発祥の「ナポリタン」と「プリン・ア・ラ・モード」も食べられるので、行かれた際には合わせて要チェックですよ!
ホテルニューグランドはあるものが好きな人たちが一度は行く場所。何が好きな人たちが行く?というのが問題。ヒントは、「食べ物ではない。ロケ地ではない。」でした。正解は、BAR シーガーディアンⅡ。横浜で生まれた数々のカクテルが飲める歴史深い英国式本格バーです。理由は、サザンオールスターズの♪LOVE AFFAIR〜秘密のデート(iTunes)の歌詞に出てくるBARと言われているため。
正解したのは、二宮さん。早速、熱々を試食すると、一言、アッつ!とお約束のリアクション。すかさず桜井くんが、俺はシーフードが好きで、ニノはラーメンが好きだからと言って、先ほどのサンマーメンとトレード。そして、2人揃って試食し、「うっま!!」とリアクションをとって笑いを誘ってました。
3つ目の横浜グルメは、日の出町から徒歩5分のところにある、開店前から行列が出来ることでも有名なお店「Kikuya Curry」です。そんなみなさんのお目当は、ハンバーグカリー。「カレーも美味しいけれど、ハンバーグがスゴク美味しい」と登場したお客さんも絶賛。カレーに入る牛肉100%のハンバーグは、カレーに負けないようスパイシーな味付けを施しているのですが、これは企業秘密。もちろんカレー粉は自家製のもので、21種類のスパイスをブレンドしている。
店主の吉井吉昌さんに作り方を見せてもらいます。独自ブレンドのスパイスは、「ツーンとくる感じなんですけど。クミンやシナモンをちょっと強調した感じ。」これをオーブンで一度焼き焦げめをつける。この一手間でカレーの香りががさらに高まる。ベースとなるのは香味野菜と3種類のスパイスが入ったチキンスープ。3時間煮込んだ後、一度こし、炒めタマネギと特製野菜ジュースを加え、ここに先ほどのカレー粉を加え、牛乳などでコクを足したら、2日寝かせて存分に出汁をとる。熟成されたカレーはコクや香りも倍増。ハンバーグや野菜が入った器に注ぎ、さらに最後の一手間はオーブンで香ばしく熱々に。これで「ハンバーグカリー 1,150円(税込)」の完成です。
このお店は、桜木町駅から「野毛山動物園」へ歩いて行くときにすぐそばを通っているはずです。野毛坂の交差点で信号待ちしているときにちょっと右手を見ると、だいたいいつも行列が出来ているのですぐわかると思います。
馬車道通りで初めてあるものが販売された記念として、5月9日に無料で配られるものとは?が問題。ここでとんだハプニングが。「5月9日はたまたまなの?」と松本さんが質問した際に、MCの平成ノブシコブシの吉村さんが「初めてあるものが日本で販売された日」と間違った情報を入れてしまった。すると、すかさずあるスタッフが「初めてあるものが日本で販売された日ではなくて、その年代に販売されたんですけど、その日をアイスクリームの日と…」と何と答えを言ってしまった。
それを逃さず、出川さんが回答ボタンを押して不正に正解を獲得。そこへ別のスタッフから審議が入り、結局食べさせてもらえず。次のクイズに正解した人がハンバーグカリーと次の横浜グルメの両方を食べられることに。出川さんは自分の席へ強制送還という笑いを起こしてました。
2つの横浜グルメをかけて、次に紹介されたのが予約殺到のみなとみらいにあるパイ専門店「Pie Holic」。ランチタイムともなると、大行列。店主の小川寛樹さんによると「開業して3年間で約40万人のお客様にご来店いただきまして、累計60万枚のパイを焼きました。」とか。ランチタイムは5種類のパイが食べ放題。一方ディナータイムは41種類。注文を受けてから焼き上げるので、アツアツを楽しめます。
店長が「中でも本日は当店で人気がある3つのパイをご用意いたしました」と紹介してくれたのが、まずは「マッケンチーズパイ」 918円(税込)。チーズとマカロニが詰まった家庭の味。そして「ザワークラウトと牛ひき肉のパイルンザ」864円(税込)。さらに焼き上げたマシュマロのパイ「スモア」をミキサにかけた変わり種「スモアパイシェイク」1,080円(税込)。この3つがスタジオに用意されて、正解者が食べられることに。
ちなみにこのお店は、Marine & Walkの1階の角にあり横浜港に面しています。天気の良い日には海を眺めながらテラス席でゆったり過ごすのがオススメです。なお、現在は目の前で大型クルーズ客船が停泊するターミナル「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT」が建設中です。今年の11月にオープン予定で、全173室のインターコンチネンタル ブランドホテル「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」や商業施設が入る予定です。Pie Holicもさらに激混みになりそうな予感なので、秋までにぜひ一度訪れてください!
Pie Holicのパイ3品と先ほどのハンバーグカリーをかけての横浜クイズ。「みなとみらいの『日本丸メモリアルパーク』にある国指定重要文化財である帆船『日本丸』にはその姿から『太平洋の???』という愛称がつけられています。それは何でしょう。」というのが問題。正解は、白鳥。29枚全ての帆を広げた美しい姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれています。
正解は松本潤さん。カリーとパイのご褒美を前にして、「たまに節制するけれど、これ3日分くらいのカロリーある」とちょっと内容に構えてました。ハンバーグカリーを試食すると「今まで食べたハンバーグカレーの中で抜群に一番うまい!カレーにハンバーグをトッピングしたというものではなくて、もうハンバーグとカレーを一緒にするために両方作られてる感じがする。」と大絶賛。
続いてパイ3種を食べると、マカロニの入ったマッケンチーズパイは、「優しい」、挽肉の入ったルンザは、「パンチあるな」、シェイクは「フレーク状なんですね」とコメントしてました。
最後の一品は、女子率9割!老舗果物店のパフェです。桜木町駅前に2018年にオープンしたばかりの「水信フルーツパーラーラボ」は、創業104年の老舗果物店、水信が手がけるお店です。ゆえに果物の目利きが厳選した旬のスイーツが食べられると、週末は1時間待ちは当たり前。中でも人気ナンバーワンは、カラフルなフルーツを使ったミックスパフェ。そこには100年以上続く老舗のこだわりが。
店主の柘植亨将さんによると「フルーツは必ずオーダーが入ってから切るようにしています。」とのこと。切り立てはとにかくジューシー。食感や風味も全然違います。作り方は、まずは大きめのオレンジを一番下に敷き詰め、さっぱりとした自家製パインアイス、甘酸っぱい味のイチゴアイス、濃厚でクリーミーなバニラアイスを重ねる。ももちろん全て自家製。アイスの周りを彩るのはビビッドカラーのいちご。さらに2種類をブレンドした特性生クリームを入れて土台を作り、ここに厳選されたフレッシュなフルーツ8種類をトッピング。まるで花束のような仕上がり。ミックスパフェ1,570円(税込)。
余談ですが、この翌週に放送された「出没!アド街ック天国『横浜駅』」では、横浜駅にある「横浜水信 横浜ジョイナス本店」が取り上げられていました。こちらは水信の厳選フルーツを購入することが出来ます。中でも有名なのが水信のルーツであるバナナです。毎度メディアで取り上げられる度に売れ切れ続出してしまいますが、売っているのを見かけたら一度は試してみることをオススメします!
そして最後は何とフルーツなぞなぞ。「横浜全然関係ないじゃーん」と出川さんは文句を言っていました。「いちごの中にはもう一つ美味しいものが入っていますそれは何?」というのが問題。正解はトロ。いちごを英語で言うとカタカナでストロベリー。
正解者は相葉くん。「フルーツのカットが超キレイ。りんごの薄さ半端ないです。美味しい!なんか楽しい。次何を食べようというワクワク感。フレッシュ感。」とはしゃいでいました。