横浜ベイエリアにいる時にもしも自然災害が起きたら - 横浜の防災・減災・対策・支援情報

横浜市の防災情報や取り組み、災害時(地震・津波・豪雨・洪水・暴風・台風など)の対応や支援策などを整理してまとめました。余計な混乱を避けるため、情報元がはっきりしている公式情報のみ掲載しています。何かさらに詳しく訪ねたい内容があった際は、皆さんが直接情報元へ問い合わせ出来るように配慮しました。

政府、神奈川県(各局)、横浜市(各局)、各区(各課)がそれぞれの立場によって情報発信していているため、平時の今でも調べたり、欲しい情報に辿り着くのにのとても苦労しました。緊急時に少しでも早く適切な情報へ辿り着ける手助けになれば幸いです。デザインレイアウト的に見辛いページかもしれませんが、あらかじめご容赦ください。適切な情報へなるべくスムーズにアクセス出来るようにはなっていると思います。

本サイトは横浜の主にベイエリア(横浜・みなとみらい・日本大通り・山下公園・元町エリア)を訪れる観光客や仕事で訪れる人向けになっていますが、こちらのページは横浜住民にとっても有益な情報となっています。そのため、区の情報は神奈川区・西区・中区・南区をピックアップしています。住民の方はお住いの地区の情報と合わせて、被害が起きる想定の場所と内容を知っておきましょう。防災の基本は「自分の身は自分で守る」です。皆さま自身であらゆるリスクに備え、行動してください。*なお、利用者が本サイトを利用したことにより発生した、利用者の損害及び利用者が第三者に与えた損害について、その損害が直接的又は間接的かを問わず、一切の責任を負いません。

《緊急アップデート情報》

2019年3月26日に横浜市のホームページが大幅にリニューアルされました。その結果、今まであったページのほとんどが閲覧できなくなりました。今までは担当局ごとに情報提供されていたものが、少し内容によって分類してみようと試みたような感じです。残念なことに以前のページから同様の内容の新しいページへのリダイレクトなどの気の利いた設計は一切されてなく、新たに導入されたサイト内検索でも以前のURLを表示するので新しい該当ページを見つけることができません。仕方がないので、このページでは新しいサイトに合わせて内容を作り変えました。おそらく今のところ新しいサイトにたどり着ける唯一のサイトです。皆さんも横浜市関係のページのブックマークをされている場合は今のうちに見直しておきましょう!

首相官邸による防災情報

防災の手引き~いろんな災害を知って備えよう~首相官邸による「大規模自然災害ではどのようなことが起きるのか」「その時どう対応したら良いのか」「災害に対する備えはきちんと出来ているか」を解説しているページです。

防災科学技術研究所(NIED)

防災科学技術研究所(NIED)は、「地震災害の軽減に資するための総合的な研究開発」及び「火山災害、気象災害、土砂災害等の防災上の社会的・政策的課題に関する総合的な研究開発」を行なっている国立研究所です。リアルタイム観測・リアルタイム評価・入浴施設・ボランティアセンターなど災害時に必要な情報を視覚化した地図を集約しています。現在は「平成30年北海道胆振東部地震クライシスレスポンスサイト」や「平成30年7月豪雨クライシスレスポンスサイト」も公開されています。

横浜市防災ページ

横浜市防災ページ」は、横浜市危機管理室による防災情報のポータルサイトです。平常時からどんな情報が掲載されているか見ておくといざという時に欲しい情報がより素早く得られると思います。また、横浜市内で過去に発生した地震や風水害の記録を「横浜市の災害」という冊子にまとめられています。過去から災害の危険性がある場所を知ることが出来ます。

横浜市の津波避難対策(津波避難施設)

横浜のベイエリアにいる際に、大地震に見舞われて津波からの避難指示(津波警報レベル)・避難勧告(大津波警報レベル)が発せられたら、どう行動すればいいか知っておきましょう。「津波避難対策について」(横浜市総務局)では、横浜市の策定したガイドラインや様々な対策がまとめられています。さらに、いざという時に自分がいる場所から高台はどっち方面にあるか、一番近い津波避難ビルはどこにあるか知っておきましょう。神奈川県では、様々なシナリオに基づいた津波の浸水予測を「津波浸水予測図」で公表しています。津波が発生した際に、どの辺りがどのくらい浸水被害に遭いそうかの一つの参考になります。

横浜市と締結している民間の津波避難ビルや公共施設(2019年4月1日現在)は【津波避難施設一覧】や【津波避難施設マップ】「神奈川区、西区、保土ケ谷区(横浜駅周辺へリア)」、「中区・磯子区(元町・中華街、山手エリア)」、「南区」で確認しておきましょう。施設によって利用できる時間が24時間ではないところもあるので注意してください!

また、観光客が多く訪れる場所には「津波避難情報板」が各所に設置されています。浸水予想や避難すべき方向、避難施設などが描かれています。今度遊びに行った際に一度ご覧いただくといいかと思います。

津波避難に関しては、こちらのページでも解説しています。合わせてご覧ください。

横浜市の台風や豪雨などによる洪水の危険地帯

記録的な大雨が継続したために甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」が西日本で起きたばかりですが、横浜のベイエリアで河川の反乱による洪水の危険地帯については、洪水ハザードマップ(横浜市総務局)で確認することが出来ます。

横浜ベイエリアでは、特に帷子(かたびら)川水系大岡川水系の二つに気をつけましょう。地理的にお詳しくない方は、帷子川水系は基本的には横浜駅周辺全域だと思ってください。一方、大岡川水系は横浜市営地下鉄に沿って関内・伊勢佐木長者町・阪東橋・吉野町・蒲田・弘明寺と内陸に向かって延びています。横浜中華街は浸水の可能性があるようです。注意点として、こちらの浸水の情報は津波による浸水のお話とは別ということです。

また、河川の水位は雨量水位情報(神奈川県)や水防災情報(横浜市)で常時モニタリングされていて、随時確認することが出来ます。さらに「レインアイよこはま」では、レーダ雨量が確認できます。

横浜駅西口エリアの最新動向

2018年8月8日に、横浜駅西口地下街等の避難確保及び浸水防止のため東京電機大学が開発した「AREA RAIN」の試験運用を開始したと発表がありました。横浜駅は、帷子川、幸川、新田間川、帷子川分水路の河川に囲まれているほか、横浜港の潮位にも気をつける必要があります。

今回開発された「AREA RAIN for 横浜駅西口」では、今までバラバラに取得していた各機関のデータを総合的に監視することができます。大雨、水位・潮位の上昇、浸水が起きた際には、防災関係者にメールで注意喚起の通知が行われます。また一般向けには、WEBサイトで状況を確認することができます。

横浜市の土砂災害警戒区域・特別警戒区域

観光客が多く訪れる横浜ベイエリアは、主に海を埋め立てた地域ゆえに地形としては平地です。そのためがけ崩れや土砂災害のイメージはあまりないかもしれません。けれど、ハマっ子からすると横浜は坂の多い地域のイメージが強いんです。従来の海岸線のある少し内陸に行くと丘や坂が多い地域が広がっています。元町・山手や野毛山動物園がある辺りがそれにあたります。

神奈川県が土砂災害の可能性がある地域について「土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の法定図書など」(神奈川県)で確認することが出来ます。その中の横浜市に関しては、「土砂災害ハザードマップ」(横浜市建築局)で調べることが出来ます。

また、「神奈川県土砂災害情報ポータル」では、土砂災害のおそれのある地域を調べたり、土砂災害警戒情報の発表状況を確認することが出来ます。

横浜市の液状化マップ

東日本大震災の際に液状化現象による被害が注目されました。東京湾においては、東京都から千葉県の湾岸エリアの被害が大きかったため、ほとんど横浜市については記憶にないと思います。国土交通省・関東地方整備局による 報告書によると、実際に横浜市では3箇所しかありませんでした。しかし、過去の大地震のデータをもとに横浜市がシミュレーションした結果、埋め立てにより形成されているベイエリアはほとんど液状化の危険性があるようです。詳しくは、液状化マップ(横浜市総務局)で確認することができます。

ちなみに、みなとみらい地区はどのモデルにおいても液状化対象エリアから外されています。理由は、地盤改良などにより液状化対策が行なわれているためです。

また、地形的に沈下が起こっているかどうかを 水準測量成果閲覧サービス(横浜市環境創造局)を見ることで多少知ることが出来ます。ただ、様々な理由で自然沈下なども起こるそうなので、必ずしも震災によるものとは限りません。けれど、東日本大震災の際に大きく沈下していることは確認できます。あくまで参考までに。

横浜市の帰宅困難者一時滞在施設

横浜市内で外出中にもしも大地震などの災害に見舞われて、あらゆる交通機関が麻痺したり、道路が寸断されるなどで帰宅困難になった際に、そうした帰宅困難者を一時的に受け入れてくれる「帰宅困難者一時滞在施設」が用意されています。帰宅が可能になるまで待機する場所がない帰宅困難者を一時的に受け入れ、休憩場所のほか、可能な範囲でトイレ、水道水、情報の提供等を実施する施設です。

帰宅困難者一時滞在施設とは」(横浜市総務局)で、詳しく解説してありますが、注意点として、一時滞在施設は発災後直ちに開設される施設ではないということ。まずは、駅や利用中の施設内などで待機することとなっています。また、一時滞在施設での滞在は、翌朝までとなります。つまり、徒歩で自宅まで何とかして戻る途中の一時的な休息場的な位置付けとして捉えておくと良さそうです。

ちなみに、横浜駅西口の帰宅困難者一時滞在施設は、「沢渡中央公園」(Google Map)と一体化した「横浜市民防災センター」(Google Map)が指定されています。

横浜市の「指定緊急避難場所」と「指定避難所」

東日本大震災以降、切迫した災害の危険から逃れるための「指定緊急避難場所」と、避難生活を送るための「指定避難所」を指定することが国によって定められました。横浜市の「指定緊急避難場所」と「指定避難所」(横浜市総務局)をご覧になり、あらかじめ避難場所・避難経路、避難所を確認し、災害の時に備えておきましょう。

また、大地震により発生した火災が多発し延焼拡大した場合、その輻射熱や煙から市民の生命・身体を守るために避難する場所として、「広域避難場所」を指定しています。指定緊急避難場所の開設については、災害規模や状況によって開設場所を選定して開設されます。行政(市ホームページ、横浜市防災情報Eメール、広報車両等)からの避難情報を確認しましょう。

「指定避難所」は、災害によって自宅に住めなくなってしまった場合などに避難生活を送る場所です。横浜市では地域防災拠点である市内の小中学校等459か所を「指定避難所」として指定しています。「わいわい防災マップ」でお近くの地域防災拠点を確認したり、災害時にどのような危険性がある地域なのか調べることが出来切るので是非平時に確認しておきましょう。

福祉避難所

今まで地域防災拠点や自宅での避難生活が困難な方のために、市内の社会福祉施設などと協定を締結して「特別避難場所」と位置付けてきた場所を、横浜市では平成30年4月から全国でも広く使われている「福祉避難所」に改められました。大規模災害によって甚大な被害が発生し、自宅で生活できなくなってしまった場合・高齢者、障害児・者、妊産婦、乳幼児などの要援護者のうち、体育館などでの避難生活に支障がある方には、各地域防災拠点で要援護者向けのスペースを確保することになっています。

それでも、地域防災拠点での避難生活が難しいと判断された方を受入れるための二次的な避難所が「福祉避難所」です。専門職(保健師)などが、本人の状況や要介護認定の有無などを確認し、福祉避難所への避難の必要性が認められた場合のみ利用可能となります。

ペット「同行避難」と「同伴避難」について(ペットの災害対策)

災害時に自分自身や家族の安全確保と同じく、大切なペットの安全確保も普段から考え備えておく必要があります。十分な水や食料の他、常備薬等も用意し、避難所や避難ルートを確認しておく等、いざというときに慌てないように、ペットに基本的なしつけをし、備えておきましょう。避難するときは、ペットと一緒に避難(同行避難)できるよう、日頃からキャリーバックやケージに入ることなどに慣れさせておくことも必要です。

いずれのケースもここで言う「ペット」とは、基本的に犬や猫のことを意味しています。東日本大震災を契機に、ペットの災害対策の必要性が課題になり、「ペットの災害対策」(環境省自然環境局)がまとめられて、「人とペットの災害対策ガイドライン」が平成30年2月27日に公表されました。また、それに基づいて各自治体もそれぞれの対応策がまとめられています。横浜市においては、「災害時のペット対策」(横浜市)というガイドラインが策定されており、それに基づいて各自治体の運用が定められています。現在では、東日本大震災を教訓に、ペットと「同行避難」することが基本と定められています。

筆者は、大の愛犬家のため災害時において愛犬と一緒に安全を確保して、少しでも快適に過ごせることが何より大切なことです。災害時においてはペットに対する理解が得られない問題も多くあり、ペット対応の防災拠点として指定されているにも関わらず受け入れ拒否をされるケースも発生しています。しかし、国を始め横浜市やそれぞれの区でもきちんと対応策を準備して運用が始めってきたことはとても心強いです。これが浸透して行き、数奇な目で見られない状況になることを願っています。皆さんも、きちんとガイドラインを理解して、ペットが苦手な方や体質的に受け入れられない方に迷惑がかからないように、ペットと一緒に準備しておきましょう。

妊婦さん・赤ちゃんを持つお母さん・女性の支援

被災時には、母子ともにストレスを受けて体にも変化が出る場合があるそうです。お風呂に入れなかったり、飲料水や食事も平時に比べるとバランス良く摂取することが出来なくて、健康面や衛生面でも不安になるケースもあるかと思います。そうした状況下において、赤ちゃんの授乳に関してどうしたらいいのかを解説してくれている頼れる情報を集めました。かかりつけのお医者さんに相談できない場合など、参考になると思います。

また、避難所以外に利用できる授乳室が近くにあるかもしれません。被災を受けていない安全な場所に限定はされますが、一つの選択肢として考えておくのも良さそうです。ただ、被災時は通常よりも防犯の観点から必ず誰かに付き添ってもらったりするなど身の安全の確保にもいつも以上に気をつけてください。

余談ですが、警視庁警備部災害対策課(Twitter)によると、「非常用備蓄食と言えば缶入り乾パンを思い浮かべる方も多いと思います。非常時には缶を器代わりにして牛乳や水を入れ乾パンを浸せば10分位で即席離乳食ができます。柔らかくなるので高齢者の方にもお勧めです」だそうです。ご参考までに。

災害拠点病院

災害時の横浜市の医療体制については、横浜市の災害時の医療提供体制(横浜市医療局)で知ることが出来ます。緊急度や重症度に応じて、それぞれの受け入れ機関が策定されています。発災後は、市が病院ごとの受入可否等の情報をとりまとめ、避難所等へ連絡が入ります。

  • 「災害拠点病院」は、災害時に後方医療機関として地域の医療機関を支援する機能を有し、重症・重篤な傷病者を受け入れるなど、災害時の医療救護活動において中心的な役割を担う病院です。横浜市内では、13病院が指定されています。横浜駅周辺(西区)にはなく、みなとみらい(中区)には「けいゆう病院」(Google Map)、新山下(中区)には「横浜市立みなと赤十字病院」(Google Map)、浦舟町(南区)には「横浜市立大学附属市民総合医療センター」(Google Map)の3つがあります。※災害時に被災を免れ、診療が可能な場合は「診療中」を表す赤い旗が掲げられます。
  • 「災害時救急病院」は、災害拠点病院以外の病院で、災害時に被災を免れた場合に、主に中等症の負傷者受入れについて協力いただく病院です。受け入れ先の病院は、災害時救急病院一覧(平成31年2月1日時点、PDF:145KB)に掲載されています。※災害時に被災を免れ、診療が可能な場合は「診療中」を表す黄色い旗が掲げられます。
  • 上記以外の入院を要さない「軽傷」の場合は、負傷者等の受入れが可能な診療所に行くことになります。また、「極めて軽度の負傷」については市民による自助、共助によって応急手当てを行うこととなっています。

AED(自動体外式除細動器)について

AED(自動体外式除細動器)がここ数年のうちに一気に普及して、街中のあちこちに設置されているのを見かけるようになりました。平成21年4月1日から、横浜市救急条例により一定規模以上の建物や、スポーツ施設、駅舎などに、AEDなどの救急資器材を整備することが義務化されたためです。AEDについては、「AED(自動体外式除細動器)とは」(横浜市医療局)に詳細が掲載されています。

心臓突然死は、しばしば心室細動という重症の不整脈によって引き起こされ、急速に死に至る極めて危険な状態となります。その唯一の治療法は、電気ショックによる除細動でAEDを素早く活用することが大切です。AEDは、医師など医療専門職以外の方でも安全に除細動が行えるようになりました。使い方は、「AEDとは」(横浜市消防局)のページの中ほどで確認することが出来ます。とはいえ、いざという時にパニックに陥らずに正しく利用できるように一度救命講習会を受講しておくことをお勧めします。

応急給水拠点(横浜市水道局)

水道局では、災害用地下給水タンク、配水池、緊急給水栓を災害時給水所として整備しています。詳しくは、災害時給水所(横浜市水道局)に掲載されています。さらに、以前は「スイスイまっぷ」(応急給水拠点検索システム)を利用すれば、特定の住所から最寄の災害時給水所を検索できたのですが、水道局に問い合わせしたところ、今回のリニューアル時に「廃止」されたそうです。新しいシステムを検討中とのことですが、現在はアナログですが、災害時給水所一覧」を活用ください。災害に備えて、ぜひ一度、ご自宅から最も近い災害時給水所をご確認ください。観光客など土地勘のない人にはわからないので、早急に新しいシステムを開発してほしいものですね。

また、無料のスマートフォン・地図アプリケーションロケスマ「横浜市の災害時給水所」マップを利用して、災害時に発災直後から利用可能な、災害時給水所(災害用地下給水タンク134基)を簡単に確認することができます。

    <水道局からのお願い>
  • 災害時の水の備えとしては、家庭や職場における水の備蓄も欠かせません。一人1日3リットル、最低3日分で合計9リットル以上を目安として、水を備蓄していただくようお願いします。※2人家族の場合18リットル以上、3人家族の場合27リットル以上程度が目安です。)
  • 各災害時給水所では、給水を受けるポリ容器等の用意はありません。給水用の容器についても、日頃から準備していただくようお願いします。
  • 水道局では災害時の保存飲料水として「備蓄飲料水 横浜水缶」を販売しています。「備蓄飲料水 横浜水缶」は横浜市内を対象にケース単位で届けてくれます(配達有料)。お申し込み・お問い合わせは、「水道局お客さまサービスセンター」(電話:045-847-6262)へ。

海上における安全対策(海上保安庁)

横浜のベイエリアでお出かけの際にぜひ覚えておいていただきたいのが、海上における事件・事故に遭遇した際の海上保安庁への緊急通報用電話番号「118」です。海難人身事故に遭遇した、または目撃した、 油の排出等を発見した、不審船を発見した、密航・密輸事犯等の情報を得たなどの際に通報してください。横浜港で観光船などに乗る機会もあるかと思います。いざという時のためにぜひ覚えておいてください。

また、ジェットスキーやプレジャーボートなどご自身で各種船舶の操舵をされたり、海上でSUPなどのスポーツを行う際にも活用していただきたいのが、海上保安庁が提供している「海の安全情報(沿岸域情報提供システム)」です。潮の状況、風向きといった気象状況や会場安全情報を始め、船舶海難速報やマリンレンジャー人身海難速報の提供、季節ごとの海難発生傾向と対策の情報提供など様々な情報を提供してくれています。また、「緊急情報配信サービス」に登録することで、緊急情報が発生した際にメールが送られてきます。これらの情報をきちんと得て、海のレジャーを楽しんでください。

災害時の安否確認と備え

被災時に家族や大切な人の安否確認が出来る災害用伝言板サービスを電話会社の各社が用意しています。ご契約の携帯電話会社や固定電話会社のサービスの利用方法を平時に知っておきましょう。ただし、格安スマホ(MVNO)や格安SIMに乗り換えた場合は、Y!Mobile以外はこうしたサービスが提供されていません。対象ではないスマホや固定電話をご利用の方は、NTT東日本の伝言サービスや各社のWEBサービスをご利用ください。

iPhone(5s/5c以降、SIMフリー版含む)及びNTT docomo、au、SoftBankが販売するその他スマホは、「緊急地震速報」「防災情報」「Jアラート(ミサイル発射情報)」を受信することが出来ます。さらに、docomo、au、SoftBank各社の専用災害用アプリをインストールしておくことで、様々なサービスが受けられます。平時に使い方を知っておきましょう。

それ以外のSIMフリースマホ(格安スマホ・MVNO)に関しては、緊急地震速報しか受信できず、基本的に自治体防災情報やJアラートは受信できません。また、前出の3キャリアが販売したスマホをSIMロック解除して格安SIMカード(MVNO)に乗り換えた場合は、緊急地震速報しか受信できなくなるので注意が必要です。なお、iPhoneに関しては格安SIMカード(MVNO)に乗り換えても全ての信号を受信出来るので安心です。

詳細や技術的な解説は、株式会社インターネットイニシアティブ「IIJ」による格安スマホと「緊急地震速報」「防災情報」「Jアラート(ミサイル発射情報)」(2017年版)で読むことが出来ます。格安スマホをご利用で、各種信号を受信出来ない機種をお使いの方は、Yahoo!JAPANが提供しているYahoo!防災速報アプリをインストールして活用することを強くオススメします。

ご契約キャリアの無料Wi-Fiの利用と注意点

ご利用中のスマホがNTT docomo, au, SoftBank, Y!Mobileのいずれかの携帯電話会社とご契約の場合、ほとんどの方がそれぞれの会社が提供しているWi-Fiサービスが無料でご利用になれます。ほとんどの場合、購入時にあらかじめ設定されているため、意識したことがないかもしれません。街中のカフェなどでdocomo, au, SoftBankのWi-Fi使えますというステッカーを見かけた事はありませんか?それらが、これに該当します。こうしたWi-Fiを活用する事で、パケット使用量を気にせずにネットの利用が出来ます。

しかし、大災害に見舞われた際には避難所などには各社が臨時的なWi-Fi設備を設置することがあります。こうした際も何の設定もせずに該当するWi-Fiの電波があれば自動で接続されるので安心です。このキャリアの専用Wi-Fiは、セキュリティ対策が施されているものが基本なので安心です。最近では、後述する「00000JAPAN」が開放されることが多くなっていますが、そちらはセキュリティ対策がなされていません。状況に応じて賢く使い分けましょう。より詳しい内容は、ご契約中の携帯電話各社へお問い合わせください。

  • 【NTT docomo】

    NTT docomoと契約の方は「docomo Wi-Fi」がご利用になれます。ご利用可能なWi-Fiネットワーク(SSID)は、「0000docomo」(WPA2)となります。iPhone、iPad、2013-2014冬春モデル以降のドコモ スマートフォン/ドコモ タブレット、2016冬モデル以降のドコモ ケータイ、ドコモ らくらくホンは、SIM認証への対応により、SIM認証対応エリアにおいてはこれまで必要だったアプリの設定やユーザID/パスワードなどの入力は不要です。また、SIM認証(SSID:0001docomoにて提供)順次拡大中への対応によりdocomo Wi-Fiへの切り替え時間が大幅に短縮されています。

  • 【au】

    auと契約の方は「au Wi-Fi SPOT」がご利用になれます。ご利用可能なWi-Fiネットワーク(SSID)は、「au_Wi-Fi2」(WPA2エンタープライズ),「au_Wi-Fi」(WPA2),「Wi2premium_club」(WPA2),「Wi2_club」(WPA2),「UQ_Wi-Fi」(WEP),「Wi2premium」(暗号化なし),「Wi2」(暗号化なし),「wifi_square」(暗号化なし)のいずれかがお使いの携帯電話機器によって提供されています。

    iPhoneやiPadをはじめとする4G LTE対応機種には「au_Wi-Fi2」に自動的に接続するための情報があらかじめ組み込まれているため、ご利用に際し設定などの操作は不要です。auのiPhone 5、iPad(2012年発売モデル)をご利用の方は、iOS7以上にアップデートいただくことにより「au_Wi-Fi2」がご利用可能となります。特殊な事情により「au_Wi-Fi2」以外のWi-Fiネットワークをご利用いただくには初期設定が必要となります。設定方法の詳細はiOS / Androidから。通常は、セキュリティ対策が施されている「au_Wi-Fi2」で接続していることを確認してください。

  • 【SoftBank】

    ソフトバンクとご契約の方は「ソフトバンクWi-Fiスポット」がご利用になれます。ご利用可能なWi-Fiネットワーク(SSID)は、「0001softbank」(暗号化なし),「0002softbank」(WPA2エンタープライズ),「mobilepoint」(WEP)のいずれかです。「ソフトバンクWi-Fiスポット」は自動ログイン機能を提供しています。通常は、セキュリティ対策が施されている「0002softbank」で接続していることを確認してください。

  • 【Y!Mobile】

    Y!Mobileとご契約の方は「ソフトバンクWi-Fiスポット」がご利用になれます。サービス内容は上記ソフトバンクと同じです。

災害時無料Wi-Fi「00000JAPAN」の利用と注意点

大規模災害が発生した際に、Wi-Fiサービスを提供している通信事業者各社のWi-Fiアクセスポイントが無料で開放されます。「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」という統一SSID(ネットワークID)でWi-Fi接続できるようになります。被災者のインターネット接続手段の1つとして利用してもらうことが目的です。あくまで緊急時の一時的な措置サービスのため、避難所で動画を見たり、オンラインゲームをしたりするのには向きません。いつ、どこでこのサービスが利用できるようになったかは、「無線LANビジネス推進連絡会」より公式アナウンスされます。

注意点として、誰でも使えるという利便性を確保するため、Wi-Fi通信の暗号化などのセキュリティ対策は行われていません。そのため、攻撃者によって通信の途中で盗聴されたり、偽のアクセスポイントを使った情報奪取などの危険性があると「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)」では説明しています。緊急時のやむを得ない安否確認や情報収集のみに利用すること、ID・パスワードや個人情報の入力、お金が関係するサービスの利用は極力避けること、携帯電話回線が通じる場合は、携帯電話回線経由でインターネット接続することが推奨されています。前出のキャリアのWi-Fiが利用可能な場合は、そちらを使うことをオススメします。

水害にあったら

台風や豪雨などにより洪水などで水害にあってしまった際に、どう対処していけばいいか、どこから手をつければいいのか、何に注意しなければいけないかを震災がつなぐ全国ネットワーク「震つな」というグループが「水害にあったときに」~浸水被害からの生活再建の手引き~でまとめて公開してくれています。各種メディアやSNS上でも多く取り上げられおり、中でもBuzzFeedのサイトでは見やすいように掲載されています。実際に被害に遭ってしまったら、落ち着いて読むことも難しいかもしれませんが、一読をオススメします。

また車が水没してしまった場合の対応として、国土交通省の公式アカウント(@MLIT_JAPAN)で、【大雨で浸かったクルマ、水が引いても使用しないで】と題して、見た目は大丈夫そうでも、感電事故や車両火災の危険があるそうで、「自分でエンジンをかけない」「バッテリーのマイナス側のターミナルを外して」と具体策を示しています。自動車情報誌「ベストカー」公式アカウント(@bestcarmagazine)では、目安として「ドア下端」を挙げています。フロアには各種配線が設置されており、水に浸った場合、再始動によって感電や発火のおそれがあるとのこと。「移動の際は最寄りの自動車会社や消防署に連絡を」としています。

さらに、経済産業省ホームページでは「水没した太陽電池発電設備による感電防止についてのお願い(周知)」と題して、「崩れた太陽光パネルがある場合、〈絶対に素手で触らないでください〉やむをえない場合は、〈ゴム手袋など絶縁性の手袋を使用し、パネルは裏返しにする〉を徹底してください」と注意を促しています。

言葉では言い表せないほど大変な状況だと思いますが、二次被害に遭われぬよう安全に復旧活動ができるようにご活用ください。

感染や食中毒から身を守る消毒方法

一般社団法人日本環境感染学会によると、被災地・避難所での生活が長期化すると、様々な感染症が発生しやすくなるそうです。 また、瓦礫の撤去や復旧復興作業において、注意が必要な感染症もあるとのこと。同学会では「平成30年7月豪雨における感染症予防について」で、個人でできる感染症の予防方法を公開しています。

横浜市でも「水害時の衛生対策と消毒方法」(横浜市健康福祉局)を公開しています。また、食中毒・感染症等の事態が発生した場合には、横浜市保健所感染症・食中毒緊急通報ダイヤルまたは区福祉保健センターにご連絡ください。

    ★感染症・食中毒緊急通報ダイヤル
  • 横浜市保健所(電話 045-664-7293

思い出の写真が水びたしになったら

デジカメが普及して、さらにスマホで写真を撮るのが当たり前の時代には無縁のお話かもしれません。けれど、まだ地方や実家などには昔の銀塩写真やアルバムがある家庭が多いと思います。思い出がたくさんつまった大事な写真が水災害で水浸しになってしまったら大変です。そんな際に、どのように洗浄すればいいかを写真家の高橋宗正さんがネット上で「写真の洗浄マニュアル」を公開しています。一枚一枚を洗浄するのは大変ですが、大切な思い出を救う方法として知っておくといいかもしれませんね。

道路通行実績情報(Yahoo!JAPAN)

西日本を中心に記録的な大雨が継続したために甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」により各地で道路が寸断されてしまいました。国土交通省によると2018年7月15日現在、全国の主な道路の計582区間が通行止めになっているそうです。うち344区間は被害が多発した広島、岡山、愛媛3県の県道で、暮らしに身近な道の復旧は進んでいないとか。

二次災害から身を守ったり、さらに他に避難したり、ボランティアで現地に向かったり救援物資を運んだりする際に、どこが通れるかを随時情報公開してくれるサービスをYahoo!Japanが提供しています。「道路通行実績情報・通行止め情報・渋滞情報」はこちら(Yahoo!地図)で確認出来ます。今後またどこかで大災害が発生した際に、同様のサービスが提供されるかわかりませんが、こうしたサービスがあるかもしれないと頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

防災・災害時に役立つTwitter

Twitterによる情報提供や情報発信が東日本大震災の時にとても役に立って注目を浴びました。それ以降、政府や各自治体の多くも公式アカウントを通じて、様々な有益な情報を発信するようになりました。普段はあまり見ないようなアカウントかもしれませんが、災害時にはフォローしておくと良さそうなものを下記にまとめました。災害時に、避難所の状況を始め、どこが危険だとか、給水所がどこに設置されただとか、自衛隊によるお風呂が設置されたといった正に今起きている、知りたい情報が得られます。ご自身に関係のありそうなアカウントはこの機会にフォローしておくと、いざという時に役立つと思います。掲載順は、政府関係、東京、横浜、その他、の順に並べてあります。